エンディングノート2
エンディングノート2
反省します
すみません、何人かの相談者からおしかりを受けました。
「あんまりちゃうの・・・」
僕が、書いた「エンディングノート」の内容です。
実は、腹立って書いたもんですから、なおざりすぎました・・・
すみません、せっかく僕のホームページ見に来てくれたのに・・・
でも、分かってください。
ちまたの「エンディングノート」ではダメなんですって!
でも、ちょっと内容をあらためようと思います。
なので、もうちょっと詳しくしてみました。お付き合いください。
原点は、「自分」と「残していく大切な人」のために書くんでしたよねー
で、「自分」が何らかの障害や事故によって、意思表示できなくなったり、最悪死ん
でしまった時に「これ、オレが伝えたかったことやねん」をまさに、伝えるツールで
したよねー
で、内容です。
① 「自分」のこと
ここは、「自分の棚卸し」です。僕、百貨店マンやったんで百貨店の棚卸しとは全然
ちがったりするんですが
ようは「オレって、こうやって生きてきたんよ」を皆に分かってもらいたいなーとか
「ここに書いてあることをできるだけ、実現してほしいねん」を頼むことです。
で、大事なんは、「あ、これやり残してるわ」って気づくこともあって、「今から
しよう!」と踏ん張ることも大切やと思います。
前にも記しました。「人間が死ぬとき後悔することが絶対ある」をちょっとでも、減
らしたいじゃないですか。
で、「生い立ち」とか「履歴」とか「思い出」とか「ここに書いてること、あんたや
ってや」とか「しまった、これできへんかったなー」とか
あ、そうそうこれも先輩に聞いた話なんですけど。
余命告知を受けたアメリカのおばーちゃんと医師の話です。
医師「おばーちゃん、何かしたいことある?」
ばーちゃん「先生、あたし子供のころ、夢見たことがあるのよ」
医師「へー、どんな夢?」
ばーちゃん「カップヌードルのプールで泳いでんのよ」
医師「へー、でどうやったん?」
ばーちゃん「最高やったで!」
この話を聞いた医師は、それを実現させたそうです。ばーちゃんは満面の笑顔でVサ
インしたってことです。
逝く前に「あのプールは最高やったね!」と言って、息を引き取ったそうです。
この医師、素敵です素敵すぎます。
でも、僕も、もしオヤジかオフクロが「~したかったなー」って言うてくれてたら
大概のことはやってあげたのに・・・
だから、あなたは「エンディングノート」に是非書きましょう。
「宇宙に行きたい!」とかハチャメチャはダメです!
で、このことも前に記しましたが「生きてるうちに見せていーノート」と「死んでか
ら見て欲しいノート」は別に作った方がえーかもしれません。
ここからは、1つ市販のエンディングノートじゃあかんねん!の手の内バラしました
「見ていいノート」と「死ぬまで見んといてノート」を別に作った方がえーよの巻で
した。もっとあるけど、企業秘密とします。
なので、これ以降は「見ていいノート」と「見んどいてノート」をご自分で取捨選択
して書いてくださいね。
② 「医療」や「介護」のこと
ひとりで生活されているんやったら、「健康保険証」「ホームドクター」「病歴」
「投服薬」とかは書いとかんとあかんでしょう。
で、もし「認知症」とかになって意思表示できへんようになったら
「施設に行きたい」「自宅がえーねん」「費用はこの口座から使って」「この人に世
話になりたい(親族含む)」とかですね。
「月に一回はデパートに行きたい」とか「こんな髪型にしといて」とかわがままも
いーじゃないですか。
あ、後に詳しく記してますが「病名告知」「延命治療」「尊厳死」「臓器移植」「献
体」とかもご希望によりますね。
③ 「資産」について
②の療養費にも関わるんですが、自分の財産については棚卸しをして、保管場所も書
いといた方が良いと思います。
世話をしてくれる人に、たとえば療養費とか公共料金を支払ってもらわんといかんで
すから。
僕たち、行政書士は後に記してますが、「見守り契約」「財産管理契約」できます。
もし必要やったら依頼してくださいね。コマーシャルっと。
あそうそう、通帳、印鑑、権利証、有価証券とかもちゃんと管理してください。
④ 「葬儀」について
これについては、僕がまだ迷ったりしてるんですけど
一般的には、「直葬はいやや」とか形態に関すること、「浄土真宗やけど、どーでも
えーよ」とか宗教的なこと、「この葬儀社がえーな」とか「この葬儀社にもう頼んで
るし、金も払ってる」とか費用面、「遺影はこれな」とか「BGM」とかの葬式全般
のこと、一番大切な「祭祀承継者」のことあたりですかねー。
あ、「出席してほしい人」「呼ぶな!」があったら喪主はすごく助かります。
⑤ 「相続」について
書ききれんです、「相続アドバイザー」「遺言アドバイザー」のページを参考にして
ください。
他、税金のこととかもありますね。
⑥ 「墓」について
「ここに入れて」とか「墓には入らん、海にまいてくれ」とかです。
菩提寺があれば、僧侶と事前に話しされるのもとても良いと思います。「戒名」もし
かりですね。
個人差があり、たとえもちぐはぐになりそうで割愛します。
⑦ 「ペット」について
家族同様ですから、「くせ」とか「散歩」とか「食べ物」などの情報を書いときま
しょうね。
で、「世話をしてほしい人」がいてるんやったら、それ相応の費用も用意する必要は
あると思います。
以上にしときます、実は細かいとこまで書き出すときりがないんです。
でも、最後に
アカン! 「エンディングノート」書くだけでは!
僕のスタンスは変わりませんので・・・