相続人不存在とは
相続人不存在とは
まれに,ごくまれに…
相談を受けることがあります。
「これは僕の手に負えん案件かもな…」
と思いながら相談に乗ると
「それならできるか,と,やっぱあかんか」
に分かれるんですけど,あかんやつはとても微妙というかややこしくなります。
まずもって「相続人不存在」ってどういうこと?
これ,今の世の中が「無縁社会」だからなんでしょうかね。
無縁死って,年間3万人以上らしいですから。
じゃ,この人ね火葬とか埋葬とか誰がすんの?
ってことになるんですけど,自治体がやってるんですね。
相続人とか頼れる親類がいない人が多いことって,良―ないと僕個人的には思います。
とはいえ,多分この傾向は続くもしくは増えるんやろなと思っています。
で,死んだ人に財産があったらどーなると思います?
ま,聞き覚えはないと思いますがその人の相続財産は相続財産を法人として,
相続財産管理人に管理・清算をさせることって民法に定められています。
で,相続財産管理人は家庭裁判所が選任するんですけど,年間1万人を優に超えてるようです。
これも今後増えそうですね。
この類の相談を受けてちょっとここに記そうかなと思いました。