FP提案2(会社のオーナー)
FP提案2(会社のオーナー)
提案1と本質的には同様ですが,規模が大きくなります。
個人としての顔と会社社長としての顔の二つの顔があります。
でも,資産管理は厳重に二分されているかとなるとそうでもないケースがあるもんです。
ここで考えもんは,この資産は「会社の?」「おれの?」です。
ちゃんと分かるように線を引く必要があります。
そんで,それを総合的に判断して
活用する,
運用する,
権利を明確にする
ことが必要です。
提案1と絶対的に違うのは自社株の存在です。
事業承継となると,この自社株の評価を下げる必要が出てきます。
頭の痛いことに,優良会社であればあるほど自社株評価額が高いことです。
それと株主構成はオーナー一族が中心となり
特にオーナーの持株比率が圧倒的をいう点にあります。
言わぬもがなですが,
自社株評価額が高ければオーナーの個人資産は高額で相続税も莫大になりかねません。
加えて遺産分割の課題も山積みです。
ま,たいていは顧問税理士さんがいらっしゃるので僕には縁が薄いかもしれませんが
自社株,個人資産の対策に加えて,経営,税務,法律知識など高等な知識が必要になる場合が多いです。
ま,繰り返しになりますが
個人と社長の二つの顔があることを認識することが重要だと思います。
「盛業」「安定」「承継」の基本理念をどう生かすかですね。