ブログ/2017-11-13
終活,お墓ね…
「先生,あたし,だんなの墓じゃのーて,両親の墓に入りたいねん…」
あります,この手の相談…
僕は,終活カウンセラーですけど,
宗教関係者でもなく,墓石屋さんでもないのでね,
詳しくはアドバイスできないんですけどね...
法律的には,何の問題もありません。
自分が思うようにされたらよいと思います。
ただ,世間体とかが気になるんでしたら,先に根回しは必要かなと思います。
世間体よりも,考えるべきは家族でしょうけどね。
今回は,お子さんがいらっしゃらないと聞きました。
「じゃ,まず,旦那さんと話ししてみたらどーです?」
にしました。
「それがいややから相談してんの...」
分かりますけど,あえてそうアドバイスしました。
理由はよく考えてくれたら分かると思います。
で,次は,ご両親ですね。
ご存命なら,その後の墓のお世話をしていただける方の意向も気になるところです。
僕の勉強会に参加してくれた方には,お話ししています。
「人の持ち物って何だと思います?」
「身体」
「心」
「財産」です。
そして,
「財産」はあなたが向こうへ行っても,
この世に残り,存在します。
とすると,
処分する必要や,
処分してくれる人がいります。
お墓だって,財産です。
この後,どーするんかは考えんといかんですよね。
考えてくれてんのかなといつも,心配になります。
もし,遺言にのこすのであれば,
ちゃんと,残すみんなが納得できるように,
祭祀承継者の指定とか付言事項に記しといてくださいね。
僕は,墓参りによく行きます。
で,お墓って,供養したい人の気持ちが集まる場所でしょ。
ひょっとして,
「ここに入っとるやつ,気に入らん…」とか,思われるんもねー…
あなたの思いも大切です。
でも,残す人の思いも汲む必要もあるんじゃないでしょうか?
終活は,ある意味,自己満足です。
でもね,周りの人も気遣うことで,
自分の希望を叶えるようにしたいと思いません?
「自分さえ良かったら,えーねん。」
では,いかんと思ってます。
受任者の立場では,依頼人を最優先しますけど,
少しだけ,アドバイスをすることもあります。
そうそう,お墓は墓じまいをせんと,ずっと残ります。
で,先のことなんて分かりません。
結果,後世におまかせすることになります。
それで,えーんじゃないですかね。
今日もありがとうございます。
お墓は自分だけのためにあるんじゃないですよ。
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