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ブログ/2017-12-12

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今どきの終活事情

日経新聞からの抜粋ですけど,こんなんのようですね。


僕は,これ,
「そうそう」と思うことも,
「それはちゃうんちゃう」と思うことも,


ま,人それぞれですから。


で,これ,


「あなたも入ってみれば」
「思ったより狭いな」
年配の男性が妻のすすめで体を横たえたのは棺おけの中。


白い布団がかけられ、ふたが閉められた。


イオン西新井店(東京・足立)で開かれた「終活フェア」で参加者向けに企画された入棺体験の風景だ。


イオンが催すこのフェアでは葬儀・墓の説明や遺影に使う写真の撮影、僧侶による悩み相談など多彩なメニューを用意。


終活に興味を持つ多くのシニアが集まった。


隣の荒川区から妻と一緒に参加した男性は「離れて暮らす娘2人に苦労はさせたくないという気持ちが強い」と話す。


あとに残る娘たちに負担をかけずに済む葬式の方法や財産の分け方など「前から気になっていた話を聞きたい」と最前列に座った。


スーパーの店舗で死に関するイベントを催すなど、ひと昔前には考えられなかったことだ。


2009年に葬祭業に参入したイオンは終活フェアを関東地方中心に計300回以上開催してきた。


葬式や墓の用意、財産の整理、エンディングノート執筆など、終末や死後について自ら考えて備える「終活」。


高齢者の間で2000年代後半からブームとなり、12年には流行語大賞の一つに選ばれた。


その波はさらに大きくなっている。


「バスツアーで終活を考える1日を過ごしてみませんか」。


旅行大手のクラブツーリズムは霊園を巡ったり海洋散骨を体験したりするツアーを14年以降、約100回も催行。


参加者はこれまでに約2000人に上る。


8月に参加した都内在住の夫婦は「先祖だ代々の墓を守る負担を子どもにかけたくない」と樹木葬など一代限りの墓に興味を抱く。


同社取締役は「参加者で多いのは自分の最期を考えたいという60代後半から70代の層」という。


キャンセル待ちが出る盛況ぶりだ。


今や年間の死亡者が130万人を超える多死社会。


死者が増えれば葬儀や墓が注目されるのは当然だが、「家族の姿が大きく変容したこともブームの背景」とする専門家も。


2000年ごろまで主流だった親子孫の「三世代同居」は今では世帯数全体の11%にすぎない(65歳以上の人がいる世帯、厚生労働省の16年調査)。


代わりに増えたのが「夫婦のみ」(31%)と「単身」(27%)。


高齢者世帯の約6割は最期を託す子がいないか、いても別居していることになる。


「独立した息子2人には迷惑をかけたくない。自分のことは自分で備えたい」。


東京・江東のマンションに1人で住む女性は終活をひととおり済ませた。


緊急時の入院手続きや死亡時の届け、葬儀の手配など、多様な支援を手掛けるNPO法人と契約。


自分の入る合同墓も購入し、約230万円を費やした。


彼女は「この先いつ病気になっても安心」と話す。


残る人への気遣いが終活の主な動機であることは、日本経済新聞が7月、読者モニターを対象に聞いた調査(有効回答528人)でも明らかだ。


終活経験があるか、準備中と回答した人は60歳以上の人の31%。


その理由(複数回答)で多かったのが
「子どもらに負担をかけたくない」(61%)
と「他人に迷惑をかけたくない」(43%)。


「自分の人生にふさわしいエンディングを迎えたい」(28%)を上回った。


時代背景として1980年代半ば以降のバブル期との関連を指摘する声もある。


当時、親をみとった世代には、地価高騰に伴う相続難や墓不足に直面した苦い思いがある。


あれから約30年。


今度は自らの最期を考えるときを迎え「同じ苦労はさせたくない」と願う。


終活ニーズは関連ビジネスの市場も広げる。


遺骨を寺に郵送して葬ってもらう「送骨」。


格安料金で僧侶を派遣する「お坊さん便」。


以前は考えられなかったサービスも次々登場している。


終活の今後の主役は47年以降に生まれた団塊世代だ。


すでに古希(70歳)を迎えつつあり、人生の最期に向けた活動はこれから本番を迎える。(日本経済新聞 有料会員限定より抜粋)


で,僕たちは,僕たちらしい終活をせんとね。


そー思います。


今日もありがとうございます。



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